数年前に土地探しからご相談を承り、候補地が見つかり設計がスタートしました。
敷地は、高尾山を眺める南傾斜で150坪の広さがあり、住宅設計としては申し分ない条件でした。
このロケーションから、外観の姿は、大地に這うように、大らかに。内部は、豊かな自然を感じる住まいをイメージして設計を進まめした。
住まい手さんからは、ご家族のための住宅と奥様の助産院、ガレージを併設した建物を希望されました。平屋のプランは、3つの用途の動線計画から考え、全ての部屋から高尾の山々が望める平面としました。断面計画は屋根空間を活かし、住まいを守るように大きな切妻の屋根をかけました。
豊かな自然環境の中で、ご家族との生活を望まれた住まい手さんが、この家で四季を感じながら、のびやかに過ごされることと思われます。